物語文は「センスで解くもの」と思われがちですが、公立入試の物語問題は技術で解けるように作られています。気持ちは直接書かれず、体の描写(顔が熱い・手が冷たい・眠れない)で示される。出来事の順序は、時の言葉(In May / one week before / last week)が全部教えてくれる。主題は、形を変えてくり返される言葉に宿る——このシリーズは、その3つの技を6つの物語で反復します。
2つのレベル
| レベル | 想定 | 本文 | 設問 | 物語 |
|---|---|---|---|---|
| L1 標準 | 都立共通・神奈川レベル | 約420語・5段落 | 日本語 | スピーチコンテスト/祖父のトマト畑/転校生とバスケ部 |
| L2 発展 | 自校作成・大阪Cレベル | 約540語・6段落 | 英語 | ひび割れたバイオリン/雨の図書館/最後のリレー |
6つの物語は、挑戦と友情(L1)から、喪失と再生・役割の変化(L2)へと深くなっていきます。L2の3本は「意味が変わっていく言葉」(ひび=事故の傷→物語のしるし)を追う構成で、主題問題の最終形です。
ダウンロード
| シート | PDF(無料) | Word版(Premium) | 音声mp3(Premium) |
|---|---|---|---|
| L1 No.1 スピーチコンテスト | Word | 音声 | |
| L1 No.2 祖父のトマト畑 | Word | 音声 | |
| L1 No.3 転校生とバスケ部 | Word | 音声 | |
| L2 No.1 ひび割れたバイオリン | Word | 音声 | |
| L2 No.2 雨の図書館 | Word | 音声 | |
| L2 No.3 最後のリレー | Word | 音声 |
各5ページ構成: ①本文 ②設問6問 ③〜⑤解答解説(配点15×4+20×2)。
「順序の並べかえ」を落とさないために
都立の定番、出来事の並べかえ(A〜Dを順に)は、選択肢から考えると混乱します。解説で教えている手順は逆——本文の時の言葉に丸をつけて自分の時間表を先に作り、選択肢は最後に照合するだけ。この1手で、並べかえは「考える問題」から「写す問題」に変わります。
使い方
チャレンジ棚が基本形。物語の題材は生活場面と重なるので、配るタイミングで効果が変わります——スピーチ指導の前にNo.1、夏休み前にNo.2、大会前に「最後のリレー」。物語が生徒の現実と重なった日、読解は国語でも英語でもなく「自分の話」になります。
シリーズの他のタイプへ
説明文総合・グラフ資料統合・対話文読解・整序・語形変化・条件英作文。初見読解の量をこなすならリーディング・ラダー、直前期は高校入試直前の英語指導へ。