命令文の練習で一番効くフィードバックは、丸つけではなく「相手が動けたかどうか」です。この活動では、Aだけが宝の場所を知っていて、Go straight. Turn left at the piano. Stop! の指示だけでBを宝まで案内します。指さしと日本語は禁止——通じない指示ではBが動けないので、正確さの評価が瞬時に、しかもゲームの結果として返ってきます。
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時間・形態 | 10〜15分・ペア(A/Bカードを半分に折って使う) |
| 位置づけ | 定着ドリルと応用タスクの間の「使う練習」(定着コミュニケーション活動シリーズ) |
| 使う形 | Go straight. / Turn left [right] at 〜. / Stop. / Don't 〜. |
「You go...」が出たら、それは指導のチャンス
この活動で頻出する誤りは、主語をつけた You go straight. です。ふりかえりチェックに「動詞から始まる指示が言えた」を明記してあるので、ペア同士で気づけます。もう1つの仕掛けは Don't を1つ入れるルール(Don't touch the piano!)——禁止の一言が入ると、案内が急に「先生っぽく」なって笑いが起きます。
導入→定着→使う練習→応用の一本道
同じONE WORLD 1の命令文には、定着ドリルと応用タスク(クラス・オリジナル体操)があります。TPRで意味を体感→ドリルで形→この活動で指示する側を練習→応用で40人を動かす、の階段です。