英語教材ラボ
働き方・時短公開 2026-07-05・更新 2026-07-05

やることが多すぎて、何から手をつければいいか分かりません

タスクに溺れるのは、全部を同じ大事さで抱えているから。生徒の学びに直結するかで分ける、締切と準備時間で並べる、やらないことを決める——英語教師の仕事に優先順位をつける考え方。

授業準備、テスト作成、採点、部活、分掌の仕事、行事の準備…やることが多すぎて、いつも何かに追われています。全部が大事に見えて、何から手をつければいいか分からず、気づけば時間が足りません。どう優先順位をつければいいのでしょうか。(中学・担任)

結論: 全部を同じ大事さで抱えない。「生徒の学びに直結するか」で分ける

タスクに溺れるのは、能力や段取りの問題ではなく、目の前の仕事を全部同じ重さで抱えているからです。仕事には、生徒の学びに直接効くものと、そうでないものがあります。この軸で分け、締切で並べ、そして「やらないこと」を決める。この3つで、追われる感覚は大きく減ります。

対策1: 「生徒の学びに直結するか」で2つに分ける

まず、目の前のタスクを2種類に仕分けます。

  • 直結する: 授業の中身、フィードバック(返却・声かけ)、つまずいた生徒への手当て
  • 直結しない: 完璧な掲示物、凝った資料、なくても回る書類仕事

直結するものに時間をかけ、直結しないものは「そこそこ」で切り上げます。すべてを100点にしようとするのをやめるのが出発点です。

対策2: 締切と「準備にかかる時間」で並べる

大事さが同じなら、締切の近いもの・準備に時間がかかるものから着手します。

  • 締切が近い × 時間がかかる → 最優先(テスト作成など)
  • 締切が近い × すぐ終わる → すきま時間で片付ける
  • 締切が遠い → 今はメモだけして手を出さない

「今日やらなくていいこと」を判断できると、目の前が一気に軽くなります。全部を今日やろうとするから苦しいのです。

対策3: 「やらないこと」を決める

時間を生む一番の方法は、増やすことではなく減らすことです。手放せるものを探します。

  • 毎回作り直しているものを、去年の流用・テンプレ化にする
  • 一人で抱えている仕事を、同僚と分担・共有する
  • 「やった方がいいが、なくても困らない」ことをやめる

当サイトの教材や定着ドリルも、準備時間を減らすために使ってください。作る時間を、生徒を見る時間に回すためのものです。

抱えるのをやめると、大事な仕事が残る

真面目な先生ほど、全部を引き受けて疲れてしまいます。けれど、あなたの時間は有限で、いちばん価値があるのは生徒と向き合う時間です。学びに直結するかで分け、締切で並べ、やらないことを決める。優先順位をつけるとは、大事なことを選ぶために、そうでないことを手放すことです。全部をやろうとするのをやめた分だけ、本当に大事な仕事に力を注げるようになります。

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